「明日 検査結果を説明するから
夫婦で来て欲しい」
と主治医に言われたと夫から連絡があり
この瞬間まで
私は夫がALSではないと信じていましたが
胸騒ぎが治らず
自分のカラーカードで
夫と自分の未来を見ました
夫は
→ 穴から穴に落ちるような苦難の連続
私は
→ 自力では解決出来ない
早急に専門家の手を借りること
と 出て
ああ ALSは確定したんだと思いました
「絶望」ってこんな感覚なんだと
思いながら ふと玄関に目をやると
そこには数年前に
夫の「開運画」として描いた
“穴から穴へ落ちる”瀧の絵がありました
一瞬鳥肌が立ちました
まるで予言のような絵を描いていたことに
でもよく見ると
その絵には
勢いよく落ちる水の中に
まっすぐ登る龍の姿も描いていたのです
ああ
まさに「開運画」だ
私はちゃんと夫を救う準備をしていたんだ
と 再び鳥肌が立ちました
そして
ALSは確定だろうけど
きっとなんとかなるんだ
と言うことも
ゆるく信頼できました
当事者である夫より
私が冷静でないといけない
と 気持ちを持ち直せたのは
この絵のおかげ
今も玄関に飾っています





