笑って生きるALS 3

2025年09月08日 08:19
カテゴリ: 笑って生きるALS

初診 整形外科


2021年3月
愛猫めちゃが夫の左肩にじゃれた時
激痛が走り
文字通りのたうち回った夫は

尋常じゃない痛みに
病院に行くことを決意

ALSを疑ってはいたけど
初診ですぐ脳神経内科に行くのは
難しいと知り


まずは近くの総合病院の整形外科へ
行きました


父親がALSだっため
ALSも疑っている

と伝えたところ

「整形外科ではALSの診断は出来ない」
と言われて
一通り検査をして
原因が特定出来なかったため

二週間後にもう一度来るように言われて
ロキソニンを処方されました


夫が調剤薬局で
相談したところ

話を聞く限り
夫の痛みは神経系のものだから
脳神経外科へ行き
そこで原因が分からなければ
脳神経内科へ紹介状を書いてもらうといい

と助言され

帰宅後
勧められた脳神経外科へ電話をして
翌日診てもらうことができました


これのおかげで
夫はかなり早い段階で
ALSの診断をもらうことができました

この日
助言をくれた薬剤師さんは
間違いなく
夫の命の恩人です

今も感謝しています✨✨

回り道を極力避けるために


ALSで亡くなった義父は
ALSの診断が出るまでに
数年掛かりました

今より研究が進んでいなかったのも
ありますが
不要な検査や手術もありました


夫は 義父のおかげで
ALSの可能性を
予め持っていたので
始めから「ALSか否か」を軸にして
診察を受けたので
かなりのショートカットが出来ましたが

なまじ
使命感に熱い医師に当たると
なんとか原因を究明して
治してあげないと

畠違いな検査や治療を
延々繰り返すことになります

ALSは進行性の病気ですから
その間も症状は進んで
ALSの診断がついた頃には
もう中期に入っていた
ということも
珍しくないです


医師の人柄で治る病気ではないので
なかなか症状が改善しない時は
病院を変える
セカンドオピニオンに行く

これはALSに限らず
時に
患者側に必要な決断だと
思います



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