ALSは症状の現れ方
進行する症状
進行する速度が
人によってバラバラな病気です
異変に気付くのが早い人
遅い人ががいる上
自覚症状によって
初診でいく科が違うので
ALSの診断が付くまでに
時間がかかる人もいます
今はどうかかわりませんが
夫の頃は
身体に痛みや痺れを感じたら
整形外科
↓
脳神経外科
↓
脳神経内科
がセオリーでした
夫の場合は
本人がALSを疑っていたため
整形外科でその旨を伝えて
「整形外科的な異常」がなかった時点で
脳神経外科へいき
ALSを疑っている旨を伝えて
MRIを2回撮って
異常がなかった時点で
脳神経内科への紹介状をいただきました
おかげで
初診の整形外科から
脳神経内科での
ALSという診断まで4ヶ月
ALSの患者としては
かなりの初期症状にも関わらず
早々に診断が付いたのは
幸運でした
ALSの診断は
脳神経内科ですが
大学病院などの大きい施設でないと
検査が出来ない上
紹介状が必要なので
かかっている病院で
なかなか原因が判明しない時は
ALSを診断出来る脳神経内科に
紹介状を書いて欲しい
と依頼するのが近道です
夫が異変を感じたのは
2020年の10月〜11月頃
左手の小指が痺れだした時です
夫は
自分の父をALSで亡くしていたので
真っ先にALSを疑っていましたが
当時は
糖尿病で食事療法をしていたので
糖分や脂質が足りてないせいかと
私は思っていました
小指の痺れ程度では
可能性のある疾患が多過ぎて
無駄に通院回数と
効くか効かないかわからない薬が
沢山になるだけだと
しばらく様子を見ることにして
年が明けた2021年
小指の痺れは慢性化して
手首の辺りまで広がりました
この頃には
痺れている状態に慣れてしまったので
不安はありつつ
様子を見ていましたが
2020年3月
痺れは肩まで広がって
動かし方によっては
激痛が走るようになり
ALSの可能性も含めて
検査をすることにしました
これがALSの始まりでした